決算に関しまして、帳簿(総勘定元帳)の締め切りについてです。


◆収益・費用の各勘定の締め切り

①当期純損益を計算するために、「損益」勘定を設けて、収益・費用の各勘定の残高を振り替えます。

仕訳例として、次のようになります。

売上 ×× 損益 ××
損益 ×× 仕入 ××
損益 ×× 給料 ××

②損益勘定の貸借差額が、当期純損益となりますので、繰越利益剰余金に振り替えます。

③収益・費用の各勘定と損益勘定は、上記によって貸借が一致しますので合計額を記入して締め切ります。

◆資産・負債・資本の各勘定の締め切り

①英米式決算法

資産の勘定は、その残高を、貸方側に「次期繰越」と記入して締め切ります。また、翌事業年度の最初の日付で借方側に「前期繰越」と記入してスタートします。

負債・資本の勘定は、その残高を、借方側に「次期繰越」と記入して締め切ります。また、翌事業年度の最初の日付で貸方側に「前期繰越」と記入してスタートします。

次期繰越高を集めて、繰越試算表を作成します。

このような締切法を、英米式決算法といいます。

①大陸式決算法

「決算残高」勘定を設けて、資産・負債・資本の各勘定の残高を振り替えて、締め切ります。また、翌事業年度は、「開始残高」勘定を設けて、資産・負債・資本の各勘定の残高を振り替えて、スタートします。

このような締切法を、大陸式決算法といいます。

そして、試験では、商業簿記の第2問として、損益勘定、繰越試算表、繰越利益剰余金勘定の作成として出題されています。

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